骨盤が歪んでいる?そもそも歪むの?

こんにちは

マツムラです!

最近地震の頻度が多いように感じますね

何やら不安を覚えますが…

こうして目前の良くない事象が続いた際

無意識に次も何か良くない事が続くのでは?

と言う考えに陥ってしまいがちです。

わかる…

今まさにそんな思考に陥りがけの私

そんなものは吹き飛ばしてしまいましょう。

そうでなければ心が歪んでしまいます。

はい

と言うわけで今回の

骨盤の歪みと言うタイトルに繋がりましたが

(無理やり)

皆さん、整体に行った時

はたまた、TVなどで「骨盤が歪んでいる」

なんて耳にした事はありませんか?

歪んでますね!

なんて言われたら

え、そうなんですか!?

と何となく想像はするけれど

実際

骨盤が歪むとはなんぞや?

と思う方も少なくは無いはず。

そもそも歪むものなのか?

骨盤 前

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骨盤 後

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骨盤の全容はこんな感じ

骨盤が歪むと言うのはこの形が崩れる事

骨盤も一つの骨の塊という訳ではなく

大きく腸骨・恥骨・坐骨・仙骨・尾骨

によって形成されています。

画像3

その中で仙骨は腸骨と関節(仙腸関節)

恥骨は対称の恥骨と関節(恥骨結合)

この関節は可動に乏しく

もしくは可動をしないと言う人もいるほどです。

今回は可動をする前提でのお話ですが…

骨盤の歪み

ひとえに言っても

そこには第5腰椎、股関節も関節しており

そちらの影響も加味する必要性があります。

画像4

一般的な骨盤の歪みのイメージ

左右の上下のバランスが崩れているように見えますね。

しかし、これだと腰椎や足部からの影響が大きいと思われます。

もう少し細かく見ると

仙骨の回旋(左右)

腸骨の前、後傾、内方、外方

などなど様々な形態があります。

では、それらが何で歪むのか

もちろん、物理的な外傷を受ければそれなりに

形が崩れるでしょうが

日常的に言えば

姿勢の問題

もそうですが

筋緊張のバランスによっても変容します

純粋に骨盤は筋肉の付着している面が多く

坐骨結節にはハムストリング

下前腸骨棘には四頭筋

上後腸骨棘には大臀筋

仙骨の内側には梨状筋

と言うように強力な筋群が存在しており

それぞれの筋が萎縮、弛緩することによって

そのバランスを失わせる事も多々あります。

ハムストリングス、四頭筋の筋バランスが崩れ

ハムストリングス優位になると骨盤が後傾

四頭筋が優位になると骨盤が前傾

このような姿勢をとる傾向になります。

もちろんそれには他の筋群が関わってきたりもしますが

今はシンプルに

それらの筋の状態を変える事で骨盤の形態を

変容させれるのは言うまでもなく。

正しい筋の使い方が綺麗な姿勢を導くのは当然です。

しかし、逆の考え方もあり

骨格の状態を整える合わせる事で

筋の状態を正常にする

要は骨盤でいうとその歪みを取る事で

周囲の筋緊張なども緩和するという事

筋の問題、骨格の問題

卵が先か、鶏が先かみたいな話

ちょろちょろ耳にしますが

どちらも大切でしょう

と言うのではいけないのでしょうか?

大切なのは何由来の症状であって

その根本がズレなければ骨関節を動かすのも

筋肉にアプローチをして症状を取るのも同じです。

要は骨盤が歪んでるからどう

ではなく

歪んでることによって何かしら

症状が引き起こされているのか否か

もしかしたら別の要因が問題になっているかもしれません。

確かに日常の生活によて我々の体は日々

歪みを生じさせている事でしょう

しかしながらそれでいて問題が起きていない人がいるのも確か

なぜ?

歪んでると言う事象に囚われるのではなく

もっと広い視野

広い考え方を持ち根本の原因を究明する事が

セラピストの使命だと感じています。

自分の発言一つとっても

責任のあるセラピストでありたいと

今一度胸に刻みつつ

それではみなさんまたどこかで