「生きる」をたまに考える

みなさんこんにちは!

いそはた接骨院の三嶽です!

さてさてさて

今回はいきなり本題に入りましょう。


みなさん、【ピック病】って知ってますかね。

Googleで調べるとこんな感じ
→ピック病とは、前頭側頭型認知症の一つで、前頭側頭型認知症の約8割は、ピック病だといわれています。

まぁつまり脳の前方部分が萎縮して起こる認知症なんですね。

アルツハイマーみたいな記憶障害よりも人格障害とか情緒障害が見られることが多いです。

そして、発症から急激に進行して患者のほとんどが10年以内に死亡すると言われてます。

治療法は未だ確立されておらず薬とかもありません。


いやいやいや、


お前なんでこんな話するの?

いつもはメンタルとか物事への向き合い方!

みたいな記事書くじゃねえか!


と、思った方。


大正解。

まあまあ、

そこは落ち着きまして。

実はね、僕の祖母がこのピック病なんですよ。

初めてこのことを聞かされたのはいつだったかなー。

15年前とかかなー。

小3とか?

そんくらいです。


最初は母ちゃんに


「婆ちゃんは施設に入ることになった」って言われて…


婆ちゃんはもうすぐ死ぬから施設に入るに違いない!って思って泣いたのを思い出します。

確か親からは

「婆ちゃんはアルツハイマーって病気に似てる病気なんだ」

と聞かされた記憶があります。

「アルツハイマーってなんだ?」と思ってパソコンなり、本とかで少し調べた記憶もありますね。

もしかしたらここに僕が柔道整復師になった要因の一つはあるかもしれません。



しばらく時が経って20歳の時


イタリアに行く前。


「あんたがイタリア行ってる間に何が起きてもおかしくないから渡欧する前に会っておきな」

ってことで婆ちゃんに会いに行きました。


もちろん事前にピック病については調べていき
なんとなく症状は理解してました。


実際に会った時、僕は正直言葉が出ませんでしたよ。



身体はもはや骨に皮一枚

言葉は発せず

寝たきりで

ご飯も食べれないので胃から栄養を摂る

正直、めっちゃ考えさせられましたね

「これは生きてると言えるのか」って


でも母ちゃんや僕が問いかけたり
視界に入ると少し声を出しながら笑うんですよ、

聞いたところによると
アルツハイマーのような記憶障害、
ピック病が発症していても自分にとって大切な物や人には敏感に反応するらしいんです。


祖母にとって母ちゃんは娘だし

僕は孫です。

婆ちゃんにとって大事な人間として
身体でハグしたりの表現は出来ないけど
脳でしっかりわかってくれていて
少なからず何かを伝えようとしてくれる姿は忘れられないです。

最後に婆ちゃんに会ったのは5年前かな。

イタリア行く前。

コロナで今は施設で面会が許されてません。
※1人だけで15分ならOK

ちょうど梅雨の時期に会ったので
この時期になると思い出します。

画像


この写真は婆ちゃんが病気を受け入れてから
忘れまいと頑張って書いてた言葉達らしいです。
※叔母のFacebookからもらいました。笑

受け入れるのに時間がかかったでしょう。

忘れてたまるかと頑張ったんでしょう。

家族のことは忘れてたまるか!

って思うから僕や母が目に入ると反応するのだと思うとなんだか嬉しくもあります。


「生きる」ってなんでしょうね。

毎年この時期は考えさせられます。

だからこそ

自分の生き甲斐とか

好きなものとか

熱中出来るって素晴らしいし

会いたい人には会っておけ

言いたいことは言っておけ

ってことはみなさんに伝えておきます。


また次回のnoteでお会いしましょう!👋

身体でお悩みはいそはた接骨院へ!

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