“未経験競技”のトレーナーに何が出来るか。。トレーナー活動記録#2
みなさんこんにちは!
本日の内容はですね。
割と大切なこと言っていると思いますが!!
文字だらけなので
つまらなければ途中退出してください。
と、いうことで
前回記事にさせていただきました
社会人チアリーディングチーム「Phoenix」のトレーナーとしての活動記録の中で
チームの怪我人が多い
というワードが出てきました。
世界大会に出るという高いレベルで競技をしている選手なのに。
なぜでしょうか。
ってところを考えていきたいと思います。
いやいやいや!
新米のお前に何がわかるんだよ!!
と思う方もいるでしょう。
まぁ僕から見たこの怪我人多い謎の現象を言語化させてください。
まず、チアリーディングという競技の特性で
手首、足首、膝の怪我が非常に多いです。
前回見ただけでもこれらが8割が占めています。
足首に関してはもはや怪我や違和感がない選手を探すのが難しいレベルです。
なぜか?
おそらくタンブリング時の着地ですね。
※タンブリング→バク転、バク宙、ロンダードなどのアクロバット
タンブリング時のの着地が股関節を支点に止まれている選手と膝、足首をメインに着地している人によって雲泥の差がでます。
これはチア選手に限った話では無くて、僕もやっているフットサルやサッカー、バレーボールとかもですね。
そしてそして。
チア選手にはおそらく他の競技選手には無い特徴があるんですよ。
可動域
基本的に身体的柔軟性、可動域があるため多少無理の効いた身体の使い方を出来てしまうんですよね。
だからこそ一般の選手より怪我や痛みに対して許容出来る範囲が広いんだと思います。
でも凄く綺麗に演技しているように見えるよ?
そうなんです。
みんな、基本的に可動域があるが故に美しい演技に見えます。
しかし、
今までの身体操作は脚を1つ上げるにしても
演技の技術が高いからこそ綺麗に見えていたものが
正しい身体操作を習得すれば、高い技術に加えて正しい筋肉の連動、関節の動きで上げれます。
つまり、
より美しく見える。
ってことです。
そこに技術が加われば鬼に金棒。
ピカチュウにサトシです。
伝わりますかね?
正しく身体を使えば怪我が減ります。
正しく使えば身体だって長持ちします。
接触の怪我とかは例外ですけどね。
●身体操作なんて簡単に習得出来ないでしょ?
→はい。簡単ではありません。
しかし、チアの選手達には既に筋肉の柔軟性、関節の可動域があります。
だからこそ一般選手が1番苦労する柔軟性という部分を既に持っている為、あとはとにかく意識して動かす。
これに尽きます。
既に能力は高いレベルにある為、意識レベルで動かす身体操作が無意識レベルに落とし込まれるには一般選手に比べて時間はかからないと思います。
僕らトレーナーに出来ること、提供出来るものは限られています。
しかし、選手自身に
「これは取り組む価値がある!」
「実感がある!」
と、思わせることは出来るのではないでしょうか。
なんなら、これ以外出来ることありません。
価値を感じさせることが出来るか。
選手に自分自身の伸び代を感じさせられるか。
ここが僕らトレーナーが選手からの信頼を獲得するポイントです。
僕もトレーナーだけど選手なのでわかります。
なんとかしてあげたい!!!っていう
気持ちだけでどうにかなる問題ではありませんが
まずはそこかなと。
“相手に対して何ができるか”
を常に考え続けるのは
トレーナーも、営業職も同じですね。
是非みなさんまた会いましょう!
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